農泊推進情報! 第1号、2号より

これまでの経緯概要
丹波市から「農泊推進」について打診があったのは、昨年10月のことで、古民家等の空家を農泊の拠点となる滞在型施設に整備する構想が示されました。 そこで、関心のある人達に呼びかけ、12月~2月の3回にわたり、空家活用を考える研究会を開催しました。
大路のいい所(資源)、来てほしい人達(ターゲット)などについて話し合い、活動内容や実施体制についても検討し、農泊推進構想(素案)を創り上げました。
しかし、まだまだ一部の関係者だけの話。もっと多くの人にお知らせし、多くの人に関わってもらうことが必要ですが、出来ることから取り組んで行こうということで、7月に準備委員会を立ち上げました。
準備委員会委員名簿
委員長 田村庄一、副委員長 河南正則、副委員長 小橋裕子、山内一晃、片山勝代、小村香織、山崎春人、荻野幸一朗の8名

農泊推進とは?
農泊推進とは? どんな事業を行うのでしょう。簡単に言えば、大路地区の豊かな自然と長年にわたって育まれてきた歴史、文化、産業、行事、生活、古民家などを資源として、 その利活用(体験、食事、宿泊)による農村と都市の交流(ふれあい)を深めながら、大路地区の活性化(農業振興や定住促進)を目ざすものです。
農泊推進事業の一例
これまで地区内でも農業体験交流が開かれています。多くは収穫だけに留まっていますが、レストランや民宿と連携して食事や宿泊を伴うツアーを組み立て、例えば、黒枝豆の収穫体験に黒枝豆を使った食事を提供したり、 宿泊を伴う郷土料理のプランを紹介。また、夕方からのコンサートやホタル観賞会などの宿泊を必要とするメニューを立案します。
また、三尾山やのこぎり山登山に、夕方からの交流会も企画して、より深くふれあえる場づくりとして,宿泊に導いていきます。
しかし、面白そうでも簡単に進まないのが世の中です。静かな農村の大路地区に、いきなり多くの人がやって来ても、食事をするところも民宿も少ないのが現状です。宿泊施設や交流施設の整備が必要です。また、多くの人がやってくることを望まない人もいると思います。
とにかく、急ぐよりも、じっくり考え、出来ることから取り組んでいくことに、ぜひご理解をお願いいたします。
まずは体験プログラムとして、10月21日に丹波産黒枝豆の収穫体験を行います。詳細・申し込みは HTTP://OOJI.INFO まで。