7月15日(月・祝)は第2回目の大路地区のみなさんと都会の方たちとの交流会を実施しました。大阪からお越しいただいた19名の主な方は、「くいだおれ」の役員でもあり「太郎カンパニー」の柿木社長夫妻と「ビットデザインスタジオ」の藤田社長夫妻、「スタジオグラフイー」プロカメラマンの林さん、「キャニオンスパイス」の堺専務、「グランフロント大阪TMO」のイベントスペースオペレーションセンターの真鍋夫妻など数多くの方に来ていただきました。そして東京からは「食・プランニングりんごの絆」を経営されている山本シェフ。近畿圏では近畿農政局の関主任農政推進官、「神戸茅葺きネットワーク」の大前代表理事、「BE KOBE」で都心三宮再整備課用地係の乾様、「わかさ生活」の角谷財団 鍬田代表理事と多彩な顔ぶれの方に来ていただきました。一方こちらからは、石川県会議員夫妻、谷口丹波市長、丹波市役所農林担当部長、農業振興課長、小橋・近藤両市会議員等、全員で60名余りの参加者で開催できました。最初はお互いどういう方が来られているかわからないので、堅ぐるしくない気軽な雰囲気で進めることができました。
最初に全員でスイトコーンの収穫作業で近くの圃場に行き、長靴姿で約400本収穫をしました。初めての方もおられ生でも食べられ甘くて美味しいスイトコーンをもぎながら楽しみました。食事はスイトコーン・おにぎり・カレー・トマト・きゅうり・ロコモコを食べ、交流会では柿木社長より大阪から参加してもらっている主な方の紹介をしていただきました。一方、こちら側は石川県議による紹介で大前さんから茅葺きの話をしてもらい、また、わかさ生活の鍬田さんからも話をしていただき一部が終了。 このあたりから名刺交換も盛んに行われました。
ここで帰る方も多かったのですが、二部では、「カンナンファーム」の見学、野瀬のヤギの放牧見学やプリンの試食、炭焼き窯の見学、「やまひで」ではちみつや猪肉の話をお聞きして終了しました。
私たちがこのようなイベントを催しているのは、今の大路地域が老齢化(丹波市でワースト2)、空き家増加、農地の荒廃化を危惧して、国が推奨している「農泊」の制度に乗って行こうとしているためです。一度に最終目標までは無理ですが、都市からの移住(特に農業女子)が増え、子どもの増加と農地の維持が保たれるようになるには都市の方たちの力が必要です。幸いに大路地域には豊かな自然(三尾山等)や人情味のある人たちが多く住んでいます。この魅力に気付いていただいて一歩一歩交流を深めながら進めて行きたいと思います。そして、その機運は育ちつつあります。今後とも大路地区に足を運んでいただき、共に楽しく未来に明るさを見出せるように、くじけず前向きに進んで行きたいと思っております。
今回も多くの方(裏方・応援の方を含め)にご協力・ご支援をいただき有意義な交流会ができました事、心から感謝いたします。